知覚動詞 とは

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知覚動詞とは


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知覚動詞とは感覚を表す動詞です。

 

感覚というと「見たり、聞いたり、感じたり」するなど
人の感覚(五感)に関係する動詞です。

 

 

代表的な知覚動詞には see「見る」、hear「聞く」、

watch「じっと見る」、feel「感じる」、smell「においがする」・・

などがあります。

 

英語の形としては「知覚動詞+目的語」の後ろに動詞の原形(原形不定詞)、
現在分詞、過去分詞が続くパターンがあります。

 

 

 

知覚動詞の覚え方

 

知覚動詞+目的語+動詞の原形(原形不定詞)

 

知覚動詞の後の目的語に動詞の原形(原形不定詞)を置くと
「~がするのを」というような意味になります。

 

I saw her play the piano.
(私は彼女がピアノを弾くのを見ました。)

 

 

動詞の原形を置くと「ピアノの弾き始めから弾き終わりまで」
見ているというような状態を表します。

 

例文を見ると分かるように saw「~を見る」 play「~する」と
動詞が2つあり英語の1文1動詞「1つの英文の中に動詞は1つ」という
基本から外れます。

 

 

I saw her to play the piano.
というように知覚動詞の場合 to を置いて「to 不定詞」のような形にはしません。

 

 

 

知覚動詞+目的語+現在分詞

 

知覚動詞の後の目的語に進行中の動作を表す現在分詞を置くと
「~がしているのを」という意味になります。

 

I saw her playing the piano.
(私は彼女がピアノを弾いているのを見ました。)

 

 

現在分詞を置くと「ピアノを弾いている最中」を見たという状態を表します。

 

 

 

知覚動詞+目的語+過去分詞

 

知覚動詞の後の目的語に受動的な動作を表す過去分詞を置くと
「~がされるのを」という意味になります。

 

I saw him told off.  *tell off 怒る  (tel lの過去分詞 told)
(彼が怒られるのを見ました。)

 

 

過去分詞を置くと目的語(例文の場合は him )が
「~された」⇒「怒られた」というように受け身の意味になります。

 

 

 

 

それでは次の3つの英語を日本語に訳してみましょう。

 

① I heard him call your name.
② I heard him calling your name.
③ I heard his name called.

 

*heard は hear の過去形で(~が聞こえた)、call は(~を呼ぶ)

 

解答は最後に

 

 

 

知覚動詞と受動態

 

知覚動詞にも受動態の形がありますが原形不定詞ではなく to不定詞になります。

 

I saw him play tennis.
(私は彼がテニスを見ました。)

 

He was seen to play tennis.
(彼はテニスをするのを見られた。)

 

 

受動態を直訳すると日本語としては不自然な場合がありますが
ここでは知覚動詞と受動態のルールということで覚えておいて下さい。

 

 

 

 

 

 

問題文の答え

 

① (彼があなたの名前を呼んだのが聞こえた。)
② (彼があなたの名前を呼んでいるのが聞えた。)
③ (彼の名前が呼ばれるのを聞いた。)

 

 

 

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