受動態 過去分詞 形容詞 熟語

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受動態の過去分詞が形容詞化した熟語表現


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英語の受動態はbe動詞+過去分詞の形が基本でしたね。

 

今回は受動態の形でありながらbe動詞の後ろの過去分詞が
形容詞化したような1つのフレーズとして使われるパターンを
解説します。

 

 

英語の受動態の基本

 

受動態の基本を簡単に復習しましょう。

 

 

能動態から受動態への書き換え


(能動態)Everybody loves her. 「誰もが彼女を愛しています。」

(受動態)She is loved by everybody.  「彼女は誰からも愛されています。」

 

 

能動態の主語と目的語が受動態では場所が入れ替わり

動詞が過去分詞になり「~された」という受け身の意味になります。

 

(上の例文の場合は「愛する」という意味の"love"が
「愛された]という意味の"love"になります)

 

その過去分詞をbe動詞の後ろに置いて能動態の主語になる人を
"by" で表すというのが中学英語で勉強した受動態の形の基本でした。

 

 

 

受動態の時制


過去形 She was loved by everybody.  「彼女は誰からも愛されました。」
未来形 She will be loved by everybody.  「彼女は誰からも愛されるでしょう。」

 

 

受動態の時制の表現は過去形であればbe動詞を過去形に、
未来形であればbe動詞の前に "will" を置くのが基本です。

 

受動態の基本はこのぐらいです。

 

 

 

 

過去分詞が形容詞化した英語の熟語表現

 

形は受動態ですが中学の時の英語の授業では熟語として覚えるように
言われたような使い方です。

 

 

① I was surprised at the news.  「私はそのニュースに驚いた。」

② I'm interested in his book.  「私は彼の本に興味があります。」

③ He is pleased with new car.  「彼は新しい車が気に入っています。」

④ This desk is made of wood.  「この机は木で出来ています。」

⑤ He is satisfied with the results.  「彼はその結果に満足しています。」

 

 

例えば上の例文①の "surprise" という動詞は他動詞になので
後ろに目的語を置き「驚かせる」という意味になります。

 

The news surprised me.  「そのニュースは私を驚かせました。」
*この場合の "surprised" は過去分詞でなく過去形です。

 

これがbe動詞+過去分詞の形で①の例文のように
I was surprised at the news. になったわけです。

 

この場合の過去分詞 "surprised" が形容詞のような形になるということです。

 

 

 

このように形が受動態でも過去分詞が形容詞化したような形で英語の熟語として
使われている表現を他にもいくつか紹介しておきます。

 

be known to ~ 「~に知られている」
be covered with ~ 「~に覆われている」
be filled with ~ 「~でいっぱいである」
be disappointed with  「~に失望する」

 

 

 

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