現在分詞と過去分詞
英語の分詞は動詞が変化した形で現在分詞と過去分詞がありますが
基本的な使い方を解説します。
現在分詞の形 ⇒ 「動詞の原形+ing 形」
現在分詞は基本的に「~している」という能動的な感覚になります。
①be 動詞+現在分詞で現在進行形になる
They are playing tennis in the park now.
(彼らは今公園でテニスをしています。)
②現在分詞は形容詞として名詞を修飾する
That running boy is my friend.
(走っている少年は私の友人です。)
現在分詞 (running) 一語で名詞(That boy) を修飾する場合は
基本的には修飾する名詞の前に付けます。
That boy running in the park is my friend.
(公園を走っている少年は私の友人です。)
That boy を現在分詞を含め2語以上(この場合は running in the park)で
修飾する場合は、名詞(この場合は That boy)を後ろから修飾します。
この使い方を名詞を後ろから修飾するということで後置修飾といいます。
③現在分詞が補語として主語を説明する
The game was exciting.
(その試合は興奮した。)
The game was boring.
(その試合は退屈だった。)
excite(興奮させる や bore(退屈させる)という意味の動詞は
現在分詞になると、それぞれ補語になり主語を説明します。
この場合、人間など生物以外が主語になります。
過去分詞の形 ⇒ 「動詞の原形に d または ed が付く形が基本」
*過去分詞の形は過去形と同じタイプもあれば違うタイプもあり
不規則に変化するタイプもあります。
過去分詞の不規則変化の例 (左から 原形 ⇒ 過去形 ⇒ 過去分詞)
be 動詞
be ⇒ was(were) ⇒ been
一般動詞
go ⇒ went ⇒ gone know ⇒ knew ⇒ known
give ⇒ gave ⇒given write ⇒ wrote ⇒ written ・・
過去分詞は基本的に「~された」という受け身の感覚になります。
①be 動詞+過去分詞で受動態になる
This book was written by him.
(この本は彼に書かれました。)
受動態は主語が「~された」という受け身の意味になりますが
日本語にすると不自然な訳になる事もあります。
②過去分詞は形容詞として名詞を修飾する
This is my boiled egg.
(これは私のゆで卵「ゆでられた卵」です。)
過去分詞 (boiled) 一語で名詞(egg) を修飾する場合は
基本的には修飾する名詞の前に付けます。
③過去分詞が補語として主語を説明する
I was excited by the game.
(私はその試合に興奮した。「興奮させられた」)
I was bored with the game.
(私はその試合は退屈だった。「退屈させられた」)
excite(興奮させる や bore(退屈させる)という意味の動詞は
過去分詞になると補語になり主語の状態を説明します。
この場合、人間など生物が主語になります。
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