to 不定詞の形容詞的用法
to 不定詞の形容詞的は「to + 動詞の原形」が形容詞の働きをします。
まずは英語の形容詞の働きを確認しておきましょう。
形容詞は名詞を修飾する働きをする品詞でしたね。
a small car (小さい車)
small という形容詞が car という名詞を修飾しています。
an interesting book (面白い本)
interesting という形容詞が book という名詞を修飾しています。
a beautiful girl (美しい少女)
beautiful という形容詞が girl という名詞を修飾しています。
不定詞が名詞の後ろに置かれて前の名詞を修飾します。
① I need someone to work with me.
(私は一緒に働いてくれる人が必要です。)
to work が前の someone を「どのような人なのか」という事を説明しています。
② I want something to eat.
(私は何か食べる物がほしい。)
to eat が 前の something を「どのような物なのか」という事を説明しています。
③ Would you give me something hot to drink.
(何か温かい飲み物をもらえますか。)
to drink が 前の something hot を「どのよう物なのか」という事を説明しています。
to 不定詞の形容詞用法は「~するための」と考えると理解しやすいと思います。
someone to work with me ⇒ 一緒に働くための誰か
something to eat ⇒ 食べるための何か
something hot to drink ⇒ 飲むための何か温かい物
もう少し不定詞の形容詞的用法を例文で確認して下さい。
④ I have a lot of people to meet today.
(今日、私は会う(会うための)人がたくさんいる。)
⑤ I don't have time to watch TV.
(私はテレビを見る(見るための)時間がない。)
⑥ I have a lot of things to talk to you about.
(私はあなたに話す(話すための)事がたくさんあります。)
例文⑥のように不定詞に修飾される名詞が前置詞の目的語になる事もあります。
参考程度にしてもらってもいいと思います。
They have no house to live in. *前置詞で終わっているのがポイント
(彼らは住む(住むための)家がありません。)
live in a house ⇒ a house to live in
a house が不定詞の to live を置くことで前に移動し前置詞はそのまま残ります。
不定詞の形容詞的用法の見分け方ですが形容詞は名詞を修飾するので
不定詞の前に名詞があるのがポイントです。
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