関係代名詞 目的格

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関係代名詞の目的格


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関係代名詞の目的格は主格と違い省略することが可能です。

 

目的格は人であれば whom を使います。

( who でも可能ですが省略されることが多いです。)
ここでは主格の関係代名詞との違いを分かりやすくするため

whom を使います。

 

人以外は which ( who と同じく省略されることが多いです。)


関係代名詞の目的格・例文1
「これは私の父が好きな本です。」

上の日本語を関係代名詞の目的格を使って英語にすると

This is the book which my father likes.

 

 

この関係代名詞を目的格を使った英文は下の2つの英文を1つにしたものです。

●This is the book. 「これはその本です。」
●My father likes it.「私の父はそれ(その本)が好きです。」

 

 

2つ目の英文は it が目的語になっているので関係代名詞の目的格と考え
もう一度、関係代名詞の文を見ます。

 

This is the book which my father likes.

 

このように考えます。
「これはその本です →(その本は)→ 私の父が好きです。」

 

 


関係代名詞の目的格・例文2
「彼が会いたいその女性は私の姉です。」

上の日本語を関係代名詞の目的格を使って英語にすると

The woman whom he wants to meet is my sister.

 

 

この関係代名詞を目的格を使った英文は下の2つの英文を1つにしたものです。

●The woman is my sister. 「その女性は私の姉です。」
●He wants to meet her. 「彼は彼女(私の姉)に会いたい。」

 

 

2つ目の英文は her が目的語になっているので関係代名詞の目的格と考え
もう一度、関係代名詞の文を見ます。

 

The woman whom he wants to meet is my sister.

 

このように考えます。
「その女性は → 彼が会いたい(その女性) → 私の姉です。」

 

 

例文1は関係代名詞の前にS・Vという文章の形になっていますが
This is the book which my father likes.

 

例文2は関係代名詞の前にはSのみです。
The woman whom he wants to meet is my sister.

 

 
関係代名詞の目的格の特徴は主格と違い関係代名詞の後に動詞がありません。

 

また関係代名詞の目的格は通常の英文とか口語でも省略されることが多いため
分かりにくいかもしれませんが文法を少し理解して例文を多く読むことで
自然に身に付けることができます。

 

 

 

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