関係副詞とは
関係副詞は関係代名詞と形が似ているので英語学習者が
悩む所でもあります。
関係代名詞同様に関係副詞を理解できると英語の長文の
読解力も身に付き英語が出来る人になれると思います。
まず関係副詞の役割として理解したいのが2つの文を1つの文にする時に
接続詞と副詞の機能を合わせ持つという事です。
例えば・・
This is the house. He lives here.
上の2つの文を関係副詞 where を使って1つの文にすると
This is the house where he lives. になります。
関係副詞になるのは where, when, how, why で
先行詞が時間「場所」「時間」「理由」「方法」になる場合に
関係副詞を使う事になります。
●それぞれの先行詞に使われる関係副詞
「先行詞・場所 = the place」 (where)
「先行詞・時間 = the time」 (when)
「先行詞・理由 = the reason」 (why)
「先行詞・方法 = the way」 (how)
●関係副詞の省略
関係副詞(where)(when)(why)を使った文は関係副詞か先行詞のどちらかを
省略することが可能です。
(where)
This is the house where he lives.
「これは彼が住んでいる家です。」
This is where he lives.
This is the house he lives.
(when)
He knows the time when the train will arrive.
「彼はいつ電車が到着するか知っている。」
He knows when the train will arrive.
He knows the time the train will arrive.
(why)
Do you know the reason why I was late ?
「あなたは彼が遅くなった理由を知っていますか」
Do you know why I was late ?
Do you know the reason I was late ?
関係副詞 (how) を使った文は他の関係副詞とは少々違っていて
先行詞か関係副詞のどちらかを省略しなくてはいけません。
(how)
I want to know the way how he came here.
「私は彼がどうやって、ここに来たか知りたい。」
*上の文は the way how のどちらも省略していないので正しくありません。
I want to know how he came here.
I want to know the way he came here.
関係副詞という英文法用語だと何だか難しそうですが、
基本的には関係副詞の直前にある「先行詞」の説明をしているだけなのです。
This is the house where he lives.
「これは彼が住んでいる家です。」
「これは家です」 → (どんな家)→ 「彼が住んでいる」
家がどんな家なのかを説明しているだけです。
今回はここまでです。
少しずつ関係副詞を説明していきますので概要を理解して頂ければと思います。
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