間接疑問文とは
今回は間接疑問文という形についてです。
感覚的には聞いてみたい事を直接的に相手に質問をしない表現になり
少し遠まわしに聞く時などに使う言い方になります。
日常会話でも頻繁に使われるので理解しておくと表現の幅が広がります。
まずは基本を理解しましょう。
間接疑問文と直接疑問文
間接疑問文を理解しやすくするため直接疑問文と比較します。
直接疑問文というのは基本的には中学英語で勉強した疑問詞で始まる
要するに普通の疑問文を指します。
疑問詞とは who, whose, what, where, when, which, why, how などです。
●直接疑問文
① Who is that man ?
「あの男の人は誰ですか」
●間接疑問文
② Do you know who that man is ?
「あなたはあの男の人を知っていますか」
②の例文のように間接疑問文は「主語」+「動詞」の形になっていますが、
これが基本の考え方になります。
間接疑問文は語順に注意
●例1 be動詞
What is she doing ?
Do you know what she is doing ?
「彼女が何をしているか、あなたは知っていますか。」
直接疑問文で疑問詞の後ろが be動詞 で始まっている場合は
間接疑問文では「主語」+「be動詞」の形になります。
●2 一般動詞
Where do you live ?
Could you tell me where you live ?
「あなたはどこに住んでいるか教えてもらえますか。」
間接疑問文では直接疑問文の do を取るだけです。
Where does he live ?
Could you tell me where he lives ?
主語が3人称単数の場合は does を取って動詞にSを付けます。
Where did he live ?
Could you tell me where he lived ?
時制が過去の場合は did を取って動詞を過去形にします。
●例3 疑問詞自体が主語になっている場合
Who cleans this room ?
Do you know who cleans this room ?
「誰がこの部屋を掃除したか、あなたは知っていますか。」
Who cleans ように直接疑問文では who が主語になっていますが、
このような場合は疑問詞の後ろの語順は変わりません。
疑問文とは限らない
上の例文のように間接疑問文の前の文が Do you know ~ というように
疑問文の形なので文章の最後にクエスチョンマークの「?」が付いていますが
間接疑問文自体は疑問形になっていません。
例えば
I don't know where he lives. 「私は彼がどこに住んでいるか知りません。」
基本原則と例外
●疑問詞が文の途中にくる
●「疑問詞+主語+動詞」の語順になる
例外としては疑問詞が先に来る場合もあります。
do you think ~ が付く場合
Who do you think she is ? ・・ I think she is Sato.
「彼女は誰だと思いますか」 「佐藤さんだと思います。」
think 意外にも suppose、imagine、believe などがありますが
質問に対して yes, no で答えない文の場合は例外的に、このような形になります。
▼ ▼ ▼