英語の句と節
英語の文はいろいろな単語が組み合わされて構成されていますが
ここでは英語の句と節について勉強しましょう。
句とか節というと何だか難しそうに感じてしまう人もいると思いますが
句とは「主語+動詞」の形になっていない
節とは「主語+動詞」の形になっている
これだけの違いです。
もう少し言うと全体で1つの意味を持った語のかたまりを文の中に入れて
そのかたまりが「主語+動詞」の形になっているか、いないかの違いです。
① I bought a book at that shop.
(私はあの店で本を買った。)
② I bought a book when I was with him.
(私は彼といた時に本を買いました。)
①の英語では at that shop が1つがセットで1つのフレーズになっていますが
「主語+動詞」の形になっていないので英語では句と言います。
②の英語は when I was with him がセットで1つのフレーズになっていますが
「主語+動詞」の形になっているため英語では節と言います。
あまり細かく理解する必要はないですが「句、節」の感覚が身に付くと
英語の文を読んだり、英会話をする場合にも単語多く使っても
整理してして読んだり話たりできます。
上の例文を見ると「句や節」という考え方がなく1語1語区切ると理解に時間がかかります。
I bought a book ・at・that・shop.
I bought a book ・when・I・was・with・him.
この程度の文章なら、まだ分かりやすいですが長文を読んだりする場合には
「句や節」の感覚がないと理解しにくいです。
例えば
The boy who was playing tennis with his friends in the park yesterday is my brother.
(昨日公園で友達とテニスをしていた男の子は私の弟です。) という英語があるとします。
この場合、英語の文法構造や「句、節」という考え方に慣れてくると英語がこのように見えます。
The boy who was playing tennis with his friends in the park yesterday is my brother.
who から yesterday までが節になっていて「昨日、公園で友達とテニスをしていた」が
1つのかたまりとして考え何を言いたいのかパッと分かるようになるのです。
長い英語でも、このように考えるえることが可能になり読んだり会話が楽になります。
逆に英語の文法構造や「句、節」という考え方に慣れていないと
The boy /who /was /playing /tennis /with /his /friends /in /the /park /yesterday /is /my /brother.
人によって区切る箇所は違いますが「句、節」の区切りがバラバラになると
読んでも分かりにくいし、会話もできません。
使える英語を目指す場合は「句、節」という考え方が役にたちます。
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