中学英語の文法 名詞
まずは中学英語の名詞にスポットを当ててみましょう。
名詞とは人や物の名前ですが名詞の中でも分けるといろいろあります。
中学英語の文法では教える内容ですが、何となく聞いた覚えがあるのではないでしょうか。
何となく聞いた事があるという事は頭のどこかに中学英語の文法が
染みついているので、少し気合を入れて勉強すれば記憶が蘇り
定着するのに時間はかかりません。
名詞には数えられる名詞と数えられない名詞があります。
dog(犬)、cat(猫)、book(本)、apple(リンゴ)・・・
などのようなグループです。
数えられる名詞には名詞の前にaやanが付いたり複数形になったりします。
a dog two dogs an apple のように表します。
●国名や地名、曜日など1つしかない物
Japan(日本)、September(9月)、English(英語)・・・
などのようなグループです。
●決まった特定の形を持たない物
water(水)、milk(ミルク)、coffee(コーヒー)などです。
コーヒーを一杯の場合は a cup of coffee
コーヒーを2杯の場合は two cups of coffee のように表します。
●形がなく状態や性質などを表す物で抽象名詞と言われる物
peace(平和)、beauty(美)などです。
無生物主語を使った文法というのは英語独特の表現ですがよく使います。
例えば
「私はこの歌を聴くと幸せになる。」という日本語を英語にしようと思うと
I am happy when I listen to this music. といったような英語になるでしょうか。
日本語につられて「私」を主語にすると上記のような英語になりますが文章が長くなってしまいますし、
英語的な文法の発想が身に付かなくなってしまいます。
英語的な発想では「私はこの歌を聴くと幸せになる。」は
This song makes me happy. となるわけです。
直訳すると「この歌は私を幸せにする」になりますが無生物主語の「SONG」を使うことで
スッキリさせることができますし、基本的にシンプルな英語の方が覚えやすいし好まれますし
伝わりやすいです。
この感覚は日本人にとっては覚えにくようですが英語では大切なんですね。
もう一つ無生物主語を使った例文の練習です。
「そのバスに乗ればそこへ行けますよ。」
これを英文にすると・・慣れないとパッと浮かびませんね。
とりあえず人間を主語にして You can go there ・・・・・などと考えてしまいそうですが
(もし英語から遠ざかっていて、このフレーズが瞬時に浮かぶようであれば大したもんです)
コレを英語らしく無生物主語を使うと
That bus will take you there. こんな感じの英語になります。
一つ一つの単語はカンタンですが中々パッと出てきません。
「私はテニスが好きです。」⇒「I like tennis.」というような分かりやすい文ならいいですが
「そのバスに乗ればそこへ行けますよ。」のような文章は思い浮かばないです。
無生物主語を使った英語表現や文法はもちろん中学英語で習いますが、
使う習慣がないので忘れてしまっています。
日本人が悩んでしまうような英語表現も簡単で伝わりやすい英語にできるのです。
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