英語の第5文型 「S+V+O+C」
英語の文型の中で最後になるのが第5文型です。
「主語」+「動詞」+「目的語」+「補語」の形で
3番目の「目的語」を4番目の「補語」が説明する形になります。
英語の第5文型は英語独特の表現でも使うため英語学習者にとっては
文法的に少々分かりにくい文型になるかもしれませんが
英語の感覚を身に付けるためにも第5文型をマスターしましょう。
それに第5文型を使うと「これは英語でどう言うのか?」のような内容も
文章を組み立てやすくシンプルで簡潔に表現することが可能になります。
英語の第5文型の基本的な考え方は「SがOをCの状態にVする」ですが
これだけでは分かりにくいので例文で第5文型の感覚をつかんで下さい。
例えば
「この映画を見たんだけど、幸せな気分になったよ。」
という英語を日本語にする場合、英語をこれからやり直そうと思っている人だと
考えてしまうと思います。
逆にスラスラ出てくるような方であれば既に英語に慣れている人です。
「主語は何だ」・・・「動詞」は・・・英語の勉強を始めたばかりの人は
こんな感じになると思います。
このような文章も英語にする場合に第5文型を使えると
簡単に表現することが可能になります。
しかし第5文型を使うと This movie made me happy. でOKです。
This movie が「主語のS」、made が「動詞のV」、
me が「目的語のO」、happy が「補語のC」になります。
ちなみにmakeという動詞はいろいろな使い方や意味を表現できるのですが
英語では第5文型で使うと「make+A+B」の形で「AをBする」という
意味を表すことができます。
なので「This movie made me happy.」という英語の文章も直訳すると
(この映画は私を幸せにした。)になって日本人には馴染めない文法ですが
例文のようにシンプルに表現できるので第5文型は英語ではよく使われます。
英語の第5文型の例文
We named our dog Kuro. (私達は自分たちの犬をクロと名付けました。)
You should keep your room clean. (あなたは自分の部屋をキレイにすべきです。)
解説
①は We が「S」、 named が「V」、our dog が「O」、 Kuro が「C]です。
②は I が「S」、keep が「V」、 my room が「O」、clean が「C]です。
英語の第5文型でよく使う動詞
make (A を Bにする) name(A を Bと名付ける) 、 call (A を Bと呼ぶ)
keep (A を Bの状態にする)、find (A が Bだと分かる)
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