英語の三人称単数現在形の s を理解する
中学の英語の授業で三人称単数の現在形の s というのを習いました。
三人称単数の現在形を短くして三単現の s というように
中学の英語の授業で覚えたと思います。
三単現の「三は三人称」「単は単数」「現は現在」ですね。
中学一年の時に勉強する文法項目で単純な話なのですが英語が嫌いになる、
または苦手意識を持ってしまう最初の項目かも知れません。
そのぐらいは大人になっても覚えているという方もいると思いますが、
三人称単数の s の使い方英語の基礎として重要な部分なので解説しています。
三人称単数の現在形の s が理解できる学生は英語は出来る
三人称単数があるということは複数もあるし一人称、二人称があって、
それぞれに単数、複数があるということです。
現役の中学生でも一人称・二人称・三人称の区別がしっかりと
理解できていない場合があります。
少々乱暴な言い方ですが「3人称単数」がしっかりと理解できていて
「be動詞」と「一般動詞」の使い方が理解出来ている学生というのは
ある程度の点数は取れます。
英語の一人称・二人称・三人称
一人称は自分 ⇒ 単数形 I(私は)・ 複数形 We(私たちは)
二人称は話相手 ⇒ 単数形 You(あなたは)・ 複数形 You(あなたたちは)
三人称は(自分・I)と、話相手(あなた・You)以外の第三者になります。
単数形 ⇒ He(彼は)・ She(彼女は)・ It(それは)
複数形 ⇒ They(彼らは、彼女らは、それらは)
英語の場合この中で三人称の単数で時制が現在の場合だけ特別に
動詞に s(es)が付くという決まりがあります。
一人称の単数 ⇒ I play tennis. 複数 ⇒ We play tennis.
二人称の単数 ⇒ You play tennis. 複数 ⇒ You play tennis.
三人称の単数 ⇒ He plays tennis. 複数 ⇒ They play tennis.
*英語の三人称単数現在形は動詞によっては s だけでなく es が付く
She goes to English school.
He washes his car.
He teaches English us.
動詞が o、sh、ch などで終わる場合は s ではなく es が付きます。
大人の方が理解しやすい?三人称単数現在形の s
中学の時には理解できなくても大人になって復習してみると
容易に理解できる場合があります。
何となくイメージとして理解できたのではないかと思います。
要するに 自分(一人称) を基準に考えると直接話をしている相手が You(二人称) になり、
三人称とはそれ以外の第三者を指すという事で、その第三者が1人(単数)の場合に、
その人が三人称単数になるということです。
中学の英語のテストでも三人称単数現在形の s が理解出来ている、いないで
テストの点数が大きく左右されると言っても過言ではないと思います。
大人になって別に英語のテストを受けて成績を付けられるわけではないので、
三人称単数現在形の s をしっかり理解していなくても英語の本を読んだり、
英会話もとりあえずは出来ますが、英語の基礎の基礎を理解しているという
感覚が大切であり、英語が出来る人になる第一歩です。
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