助動詞 must

助動詞の must は中学の英語では「~しなければいけない」という意味で
勉強したと記憶があると思います。
「~しなければいけない」という意味の助動詞 must の使い方です。
We must study English.
(私たちは英語を勉強しなければなりません。)
You mustn't (must not) drive so fast there.
(そこで、そんなにスピードを出して運転してはいけません。)
「~にちがいない」という意味の助動詞 must の使い方です。
He must be busy.
(彼は忙しいに違いない。)
You must be kidding (joking) .
(冗談でしょう。 → あなたは冗談を言っているに違いない。 )
「~でしょう」「~だろう」という意味の助動詞 must の使い方です。
You must be hungry.
(お腹が空いているでしょう。)
Something must be wrong with this car.
(この車はどこか故障しているんでしょう。)
「ぜひ~してください」という意味の助動詞 must の使い方です。
You must visit us when you come to Tokyo.
(東京に来た時は、ぜひ私たちを訪ねて下さい。)
must は have to (主語が三人称単数の場合は has to ) と
言い換えが可能というのは中学英語の基本中の基本として勉強しました。
You have to clean your room.
(あなたは部屋を掃除しなければいけない。)
He has to find another job.
(彼は別の仕事を探さなければいけない。)
Do we have to go there ?
(私たちは、そこへ行かなければいけませんか。)
両方とも同じような意味の使い方をしますが少々ニュアンスが違います。
must は個人的に「そうしなければいけない」という気持ちを伝える場合に、
have to は周囲の状況などから客観的に「そうしなければいけない」という
気持ちを伝える場合に使います。
しかし実際には英会話などでは気にしないで使ってもいいと思います。
must の否定文は「~する必要はない」という不必要という意味
have to の否定文は「~してはいけない」という禁止という意味
You mustn't go there.
(あなたは、そこへ行ってはいけない。)
You don't have to go there.
(あなたは、そこへ行かなくてもいい。)
gotta (読み方は"ガラ")は中学の英語の教科書では使われていませんが
英会話ではネイティブは良く使う言い方で意味は must と同じです。
He must be busy. = He gotta be busy.
(彼は忙しいに違いない。)
You must be be kidding . = You gotta be kidding.
(彼は忙しいに違いない。)
I must go. = I gotta go.
(そろそろ行かなくちゃいけない。)
映画を見ていても非常に使われていてるので機会があれば
注意して見てみて下さい。
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