助動詞 shall should
助動詞の shall と should 関係は shall の過去形が should
という形になりますが現代英語では別々の助動詞として
考えられています。
まず shall ですが使用頻度は低いと思います。
使い方としては「Shall I ~ ?」「Shall we ~ ?」というように
疑問文の形で使われることが多いです。
「Shall I ~ ?」
① Shall I call you tonight ?
(今夜、電話しましょうか。)
② Shall I help you ?
(お手伝いしましょうか。)
「Shall we ~ ?」
③ Shall we go shopping ?
(買い物に行きませんか。)
④ Shall we play tennis ?
(テニスをしませんか。)
基本的にShallを使った表現は少々丁寧なかしこまったニュアンスなので
日常会話としては
例文①の Shall I call you tonight ? は
Do you want me to call you tonight ?
Would you like me to call you tonight ?
というような使い方の方が一般的です。
例文③の Shall we go shopping ? は
Let's go shopping.
Why don't you go shopping ?
というような使い方をする方が多いです。
should にはいくつか使い方がありますが、ここでは代表的な
「~したほうがいいですよ(義務)」「~すべきですよ(推量)」という
表現を覚えましょう。
should は shall の過去形という形ですが過去の内容ではありません。
「義務を表すshould の意味」
You should see a doctor.
(医者に診てもらったもらったほうがいいですよ。)
You should see that movie.
(あの映画は見るといいよ。 *見たほうがいいよ。)
Should I mail this letter now ?
(この手紙はすぐ出さないといけませんか。)
Where should I put this book ?
(この本はどこに置けばいいですか。)
「推量を表す should の意味」
That store should close at eight every day.
(あの店は毎日8時に閉まるはずです。)
He should arrive by eight o'clock.
(彼は8時までには到着するはずです。)
中学英語で必ず勉強するのが should と had better 使い方です。
should 「 ~すべきだ」 had better 「~したほうがよい」
とうように勉強したと思います。
しかし実際には逆の使い方をします。
should 「~したほうがよい」 had better 「 ~すべきだ」
had better は強い意味になり場合によっては強制的な表現になり
「言うとおりにしないと結果として大きな問題になる」というような
ニュアンスを含む感じになるので日常的な会話では使いません。
日常的に使う、ちょっとした提案やアドバイスには
should を使うようにしましょう。
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