助動詞 will
英語の助動詞の will は中学の英語でも未来の内容を表現する場合に
使うということで勉強したと思います。
何となく分かっている人が多いと思いますが助動詞の will を
少し整理しておきましょう。
●助動詞の will を使った単純未来
主語の意志に関係なく未来に必然的に起こる出来事や
起こるであろうという内容を助動詞の will で表します。
It will rain in the afternoon.
(午後は雨になるだろう。)
He will be come here tomorrow.
(彼は明日ここに来るでしょう。)
Will you be free tomorrow evening ?
(明日の晩は暇ですか。)
My father will be 50 next year.
(私の父は来年50歳になります。)
●助動詞の will を使った意志未来
助動詞の will は「~するつもり」という主語の意志を表す場合にも
使われますが、この場合基本的に1人称(I、We)が主語になります。
それ以外の主語(2人称、3人称)などで意志を表す場合は
be going to ~ を使います。
I will be a English teacher.
(私は英語の教師になるつもりです。)
We will help you with your work.
(私たちはあなたの仕事を手伝います。)
* Will you ~? は「~してくれませんか」という相手に依頼する
表現になります。
Will you go shopping with me ?
(私と買い物に行ってもらえない。)
未来進行形の形 will be + 動詞のing形
未来進行形は現在から見た未来の進行中の動作を表し
「~しているだろう」という意味を表します。
I will be leaving Tokyo about this time tomorrow.
(明日の今頃は東京を出発しているだろう。)
I will be meeting him at the station.
(駅で出迎えることになっています。)
未来進行形は「そうすることが決まっている」という変更の予定が少ない
場合に使うことが基本なので実際の会話などでは未来進行形を使わず
現在進行形の形の「be動詞 + 動詞のing」で言っても伝えたい内容は伝わります。
●現在進行形
I am leaving Tokyo about this time tomorrow.
I am meeting him at the station.
「will + 動詞の原形」と「will be + 動詞のing形」の違いは
前者の場合は主語が一人称の場合は話し手の意志を表しますし
後者の場合は話し手の意志とは無関係の未来を表すなどの
違いはありますが、ここではあまり細かく覚えなくてもいいです。
未来を表す助動詞 will の基本的な使い方を覚えて下さい。
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