英語の第3文型 「S+V+O」
英語の第3文型は「主語」と「動詞」に加えて動詞の動作の「目的語」が
必要になる文型です。
「動詞」の動作の「目的語」と言うと難しそうですが、
例文を紹介しながら解説していくので感覚はつかんでもらえると思います。
第3文型は英語の中でも一番多く使われる文型だと思います。
英語の第3文型と第2文型の違いは第2文型は「S・V・C」の形で
「補語のC]が「主語のS」を説明するような役割をしましたが、
第3文型は「S・V・O」の形で「目的語のO」は「主語のS」の
動作や気持ちの対象になる物です。
まず第3文型を理解しやすくするために第2文型との違いを確認しましょう。
第2文型
「私は教師です。」を英語にすると「I am a teacher.」ですね。
この場合Iが「主語のS」になり a teacher が「補語のC]になります。
英語の補語は主語になる人や物の状態を説明する言葉なので
a teacher が主語の I が「どういう人か」という事を説明しているのです。
*第2文型についてはコチラを確認して下さい。
第3文型
「私は彼を(が)好きです。」を英語にすると「I like him.」ですね。
この場合Iが「主語のS」になり him が「目的語のO」になります。
よく使うこのフレーズは英語では第3文型ですが
この him のように「~を」「~が」に当たるのが目的語のOになります。
英語の第2文型と第3文型の見分け方
第2文型 S = C 「主語のS」と「補語のC」はイコールになります。
He is Taro. (彼は太郎です。) ⇒ He = Taro
第3文型 S ≠ O 「主語のS」と「目的語のO」はイコールになりません。
I know Taro.(私は太郎を知っています。) ⇒ I ≠ Taro
第3文型の例文で感覚をつかんで下さい。
英語の第3文型の例文
① My father likes a car. (私の父は車が好きです。)
② She plays the piano very well. (彼女はピアノをとても上手に弾きます。)
③ I study English every day. (私は毎日英語を勉強します。)
解説
①は My fatherが「S」、likes が「V」、a car が「O]です。
②は She が「S」、plays が「V」、the piano が「O]です。
③は I が「S」、study が「V」 English が「C]です。
② の very well ③ の every day はそれぞれ修飾語になり
第3文型の骨組みにはなりません。
英語の文型は第3文型の「目的語」と第2文型の「補語」の違いが
分かりにくいようですが、大人の英語の勉強方法としては
「これは補語だから第2文型?」「これは目的語だから第3文型?」
というように考える必要はないです。
感覚的に覚えてしまえば自然と分かるようになります。
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