未来時制とは
英語の未来時制は未来形という動詞の変化はないので他の語句を使って
未来の事を表現します。
主に未来時制に使う語句
will
be going to
be動詞+動詞の~ing形
willは品詞では助動詞になりますが中学の英語で未来時制を表す場合に
動詞の前に置いて未来の内容を表すように勉強したと思います。
実際には「単純未来」と「意志未来」という使い方があります。
単純未来
「~になるだろう」「~するだろう」という時間が経過すれば
自然にそうなるだろうという内容になります。
*通常 I will は I'll と短縮形を使います。
I'll be twenty years old next month.
(私は来月20歳になります。)
I'll be free tomorrow.
(私は明日は暇です。)
He'll come soon.
(彼はすぐに来ますよ。)
She'll get well in a few days.
(彼は2,3日で元気になるでしょう。)
意志未来
元々 will には意志の強さを表す意味が背景にあるため
主に主語が一人称(I・We)の時に話し手の意志を表します。
普通の意志の場合は短縮形の I'll にして、
強い意志を表す場合は I will の形にするパターンが多いです。
I'll be back soon.
(スグに戻ります。)
I will be a doctor in the future.
(私は将来医者になる。)
I will succeed in the future.
(私は将来医者になる。)
*willの否定文 not は won't
be going to は will と同じというように中学の英語では勉強しましたが
実際には同じ未来時制でも使い方は違います。
be going to と will との違いは未来に対する計画性です。
ちなみに be going to の be は be動詞の be です。
will と比較して be going to の未来時制の感覚をつかんで下さい。
① The phone is ringing.
(電話が鳴っている)
Okay. I'll get it.
(いいよ。私が出るよ。)
② I'm going to buy a car next month.
(私は来月車を買う予定です。)
例文から二つの違いの感覚をつかんでもらえると思いますが
① の I'll get it の will はとっさの出来事にも使えますが
② の be going to はある程度予定されている先の出来事に使います。
もう一つの使い方として一人称(I、We)以外の意志を表す場合には
will に代わり be going to を使います。
He is going to be a doctor in the future.
(彼は将来医者になります。)
現在進行形は「be動詞 + 動詞のing 」の形で「~している最中」
というように現在の動作を表すというように中学の英語では勉強しました。
現在進行形
He is playing tennis in the park now.
(彼は今公園でテニスをしています。)
この現在進行形を未来形で使うと「変更がない確定的な先の予定」に
使う事があります。
現在進行形を使って未来時制
I'm getting off at the next stop.
(私は次の駅で降ります。)
未来時制について簡単に整理しましたが、単純な未来というだけでなく
例えば will は強い意志を伝える事ができるなど、中学の英語で勉強した
単語の意味を少し深く理解すると英語の読み書き、英会話に役立ちます。
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