自動詞とは他動詞とは
英語の動詞には自動詞とは他動詞という分け方があります。
英語の勉強方法としては動詞を理解するのは基本なので
最初は分かりにくいと思いますが自動詞と他動詞を何となくでも
理解すると少しづつですが英語が見えてくると思います。
さらに「不完全・完全」という区分けがありますが
あまり細かく覚える必要はないと思います。
自動詞は動詞の直後に目的語(名詞)が必要がなく
[主語+動詞]で英語が完成し、動詞の後ろに名詞を置く場合は前置詞が必要
他動詞は動詞の直後に目的語(名詞・代名詞)が必要で
[主語+動詞]だけでは完成せず不完全な英語になる
例文で自動詞を確認
① He runs.
(彼は走る。)
② I live in this town.
(私はこの町に住んでいます。)
③ He works hard.
(彼は一生懸命働きます。)
①は run という自動詞で終わっていても英語としては成立しています。
②は live は自動詞で名詞の this town の前に in という前置詞が必要です。
③は work は自動詞ですが hard は副詞なので動詞の直後に置いています。
例文で他動詞を確認
① I like him.
(私は彼を好きです。)
② I play tennis every Sunday.
(私は毎週土曜日テニスをします。)
①はlikeという他動詞に目的後として代名詞の彼を置きます。
②はplayという他動詞に目的語として名詞のテニスを置きます。
英語の動詞は1つの単語でも違う意味になり自動詞にも他動詞にも
変化する動詞があります。
[自動詞] I called on Taro yesterday.
(私は昨日、太郎を訪れました。)
[他動詞] I called Taro yesterday.
(私は昨日、太郎に電話しました。)
[自動詞] The door opened.
(ドアが開いた。)
[他動詞] He opened the door.
(彼はドアを開けた。)
[自動詞] He runs fast.
(彼は速く走る。)
[他動詞] He runs the company.
(彼は会社を経営しています。)
普段何気なく使っている英語も自然と自動詞と他動詞を使い分けているんですね。
英語の動詞に集中する勉強方法も、1つの動詞もいろいろな意味があるので
少ない動詞で表現力を広げるためにも効率的です。
また自動詞と他動詞の区分というのも100%ハッキリしたルールが
あるわけではないですし、曖昧な部分もありますが感覚をつかむと
英語が理解しやすくなります。
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