英語の助動詞とは
英語の助動詞は動詞の前に置いて動詞を助ける役割をするような品詞で
動詞の意味を補うような働きをします。
例えば・・・
I play tennis.
と言えば単に「テニスを日常的にする」という表現になりますが
I can play tennis.
と助動詞の can を動詞の前に置くと「テニスができる」という
能力を示し漠然とした内容に、話し手の気持ちを入れて表現することができます。
「漠然と情報のみを伝えるのか」「話し手の考えが入った情報を伝えるのか」
日本語で話をする時でも同じですね。
助動詞の覚え方は中学の英語で勉強した意味に加え少し突っ込んだ
意味を理解していくことです。
英語では「テニスする」という情報を、どのように伝えるのかという場合に
助動詞が役立ちます。
同じ「テニスをする」という内容でも伝え方に変化を付けることができます。
また中学の英語で勉強した 「can ⇒ ~できる」というような覚え方だけでは
実用的ではありませんし can にしても使い方もいろいろあります。
動詞の数は無数にあるので大人が英語をやり直したいと思って勉強しようとしても
大変ですが助動詞は数は知れていますし、少ない数でも話す人が伝えたい内容を
どのように思っているのかを表現できる品詞なので少し勉強して使えるようになりましょう。
英語の助動詞の形 ⇒ 「助動詞 + 動詞の原形」
*この場合は主語が3人称単数も含め動詞は常に原形になります。
He speaks English.
通常、主語が3人称単数の場合は動詞に s、es が必要
He can speak English.
助動詞がある場合は主語が3人称単数でも動詞は常は原形
中学の英語でも勉強した代表的な物と意味をいくつか紹介します。
can ( ~ することができる、~することが可能 )
may ( ~ かもしれない、~してもよい)
will ( ~するつもりである、どうしても ~ するつもり )
should ( ~すべきである、~したほうがいい )
must ( ~ しなければならない、~にちがいない )
used to ( 以前はよく ~ したものだ )
上記の助動詞にも過去形があったり、言い換えの表現があったり
数は少ないですが、覚えておくと実用的な表現が可能になります。
例えば(~ することができる)という意味の can は be able to という
表現で言い換えが可能です。(厳密には意味の違いはありますが)
* be able to の be は be動詞の be です。
She can play the piano.
She is able to play the piano.
また気持ちを微妙な違いで表す
It is true. (それは本当です。)
It may be true. (それは本当かもしれない。)
It must be true. (それは本当に違いない。)
それぞれの意味や使い方も解説していくので少しずつ
理解していって頂ければと思います。
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