状態動詞と動作動詞とは
英語は動詞を中心に考えますが、ここでは状態動詞と動作動詞について
違いや大人が勉強する上での考え方などを解説します。
それぞれの違いや使い方というのは簡単に言うと
「~している」という現在進行形 (be動詞 + ~ing )の形に
できるか、できないかの違いです。
言い方を少し変えると状態動詞とは日本語にした場合に
現在進行形で表さなくても「~している」の意味になる動詞で
動作動詞とは動作の始まりと終わりが分かりやすい動詞で
現在進行形の形にする必要があるということです。
基本的には動作動詞の方が状態動詞より数が多いですね。
社会人・大人になって基本から、やり直したいと思っている英語学習者を
分かりにくくしているのは中学で英語を勉強した時「~している」と
日本語に訳す時は現在進行形 (be動詞 + ~ing )の形にするというように
勉強したため混乱しやすいのだと思います。
例えば play です。
(私は毎日テニスをします。) これを英語にすると
I plays tennis. ですが
(私は今テニスをしています。) これを英語にすると
I am playing tennis now. となり play は動作動詞ということになります。
次は know です。
(私は彼を知っています。) これを英語にすると
I know him. となり I am knowing him. とは言いませんから
know は状態動詞ということです。
know の他によく知っている状態動詞というとlove、like、live、
have、believe ・・ などがあります。
また have のように状態動詞と動作動詞の両方として使う場合があります。
(彼の本を持っています。)
I have his book. 状態動詞
(私は今ランチをしているところです。)
I'm having lunch now. 動作動詞
もう一つ例として run という動詞は「走る」という意味の他に
「会社を経営している」という意味でも使います。
(彼は今は走っています。)
He is running now. 動作動詞
(彼は会社を経営しています。)
He runs a company. 状態動詞
run などは動作動詞で He is running a company. でOK
とういうような考え方もありますが、細かく考える必要はないです。
know などは自然と「~を知っている」と訳していると思いますから
無理に状態動詞なのか、動作動詞なのかと考える必要もないです。
学生の時より社会人、大人なって英語をやり直しで勉強する場合の方が
感覚で理解できるケースが多いですが、状態動詞と動作動詞の違いもそうです。
しかし英語を勉強する上で、このような考え方があるということは
理解しておくと英語が分かるようになります。
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