英語の形容詞と副詞の違い
ここでは簡単に英語の形容詞と副詞の違いや使い方を紹介します。
英語の品詞の中で形容詞と副詞を理解すると英語の表現に幅が広がりますし
形容詞や副詞のない英語は味気ない英語になります。
大人になって英語の勉強をやり直した時の方が学生時代の時より形容詞や副詞は
覚えやすく感じると思います。
「形容詞や副詞がどんなものなのか?」というような事をあまり考える必要はなく
勉強していく中で例文などを覚えれば自然と分かるようになると思います。
英語の形容詞は日本語の形容詞と多少の違いはありますが
基本は名詞の前に置いて後の名詞を修飾します。
「限定用法」と言われています。
a good book(良い本) a beautiful girl (きれいな女の子)
a white flower(白い花) a clean room(清潔な部屋)
good (良い)、beautiful (きれいな)、white(白い) clean(清潔な)が形容詞で
それぞれ後にある名詞を修飾しています。
英語の主語を説明するための「補語」として形容詞は使われます。
「叙述用法」と言われています。
This room is clean. (この部屋は清潔です。)
主語の「This room」を形容詞の「clean」が説明しています。
別の例文です。
I am happy.(私は幸福です。)
I feel happy.(私は幸せを感じます。)
形容詞のhappyが補語として主語のIの状態や気持ちを説明しています。
何となく分かれば十分なので英語の形容詞は上記の2つの使い方が
基本になるので覚えておきましょう。
副詞は英語の骨組みになりません。少々乱暴に言うと副詞はなくても
英語の文章は成立します。
副詞の役割は名詞以外の他の品詞を修飾する働きをします。
① He runs fast. (彼は速く走る。)
副詞のfast (速く)が動詞の runs (走る) を修飾しています。
② I study English hard. (私は英語を一生懸命勉強する。)
副詞のhard (一生懸命)が動詞の study (勉強する) を修飾しています。
③ She is very beautiful. (彼女はとても美しいです。)
副詞のvery (とても)が形容詞の beautiful (美しい) を修飾しています。
④ She speaks English very well. (彼女は英語をとても上手に話す。)
副詞のvery (とても)が副詞の well (上手に) を修飾しています。
① He runs. (彼は走る。)
② I study English. (私は英語を勉強する。)
③ She is beautiful. (彼女は美しいです。)
④ She speaks English well. (彼女は英語を上手に話す。)
4つとも副詞を省いても英語の文として成立していますね。
何となくでもいいので理解して頂ければ十分です。
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