英語の文法は順番が大事です
英語の文法はシステマティックで理論的なので主語、動詞、目的語、補語
修飾語を置く順番が大事で、日本語と違う語順が英語の文法を勉強する上で
ネックになり理解しにくい原因です。
逆に順番を意識して英語の文法を勉強していくと理解も早いですし
英語を読んだり英会話にも役立ちます。
基本的に英語を構成する要素は5個だけで順番を理解します。
主語(S = Subject)、動詞(V = Verb)、目的語(O = Object)
補語(C = Complement)、修飾語(M = Modifier)の5つです。
主語S 動詞V 補語Cの順番
① I am a teacher.(私は教師です。)
② She is a junior high school student.(彼女は中学生です。)
③ He is my brother.(彼は私の兄です。)
I、She、Heが主語(S = Subject)でam、isが動詞(V = Verb)
a teacher、a junior high school student、my brotherが補語(C = Complement)です。
この場合の補語(C = Complement)というのは主語を補足説明する言葉ですが
学生時代にS=Cの関係が成り立つという事を勉強した経験があると思います。
I = a teacher She = a junior high school student He = my brother.
主語S 動詞V 目的語Oの順番
① Ihave a car.(私は車を持っています。)
② He plays the piano.(彼はピアノを弾きます。)
主語S 動詞Vに続くa car、the pianoは目的語Oになります。
目的語は例文では動詞のhaveやplaysの動作の対象になる言葉です。
この場合ですが①②の例文の場合
主語のIやHeと目的語の関係はイコールにはなりません。
I ≠ car He ≠ the piano
修飾語(M = Modifier)と文法的な位置
修飾語(M = Modifier)は英語の中では非常に多く使われますが
少し大雑把に言うとオマケみたいな存在で基本的に順番としては
英文の後ろに置きます。
オマケというのは英語の文章の中で修飾語はなくても文法的に文章が完成します。
① I played tennis with my friend.
(私は友達とテニスをしました。)
この場合はIが主語、playedが動詞、tennisが目的語で
with my friendが修飾語になります。
少し長い文章でも
② I played tennis with my friend in the park yesterday.
(私は昨日、公園で友達とテニスをしました。)
この場合は with my friend in the park yesterday が修飾語になります。
この文章の骨組みというか一番伝えたい情報は
I played tennis. なのです。
一見長く分かりにくそうな英語の文章も文法的に修飾語や語句の順番を理解すると
試験ではないので一字一句訳したりする必要もないので英語が分かる感覚が
身に付いていきます。
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